【光漏れ対策】オーダーカーテン、さすがの提案力

  • 日光過敏の家族がいるため、オーダーカーテンで窓からの光を最大限カット
  • リターン仕上げでサイドからの光漏れを大幅軽減できる
  • 見映えを気にしないなら、腰窓の光漏れ対策はブラインドとカーテンの併用が最強?

妻と同居するようになって以来、カーテンは全て既製品ではなくオーダーカーテンを注文している。
別にドヤ顔をしたいからではない。妻が日光過敏のため、きちんと紫外線をカットできないと困るのだ。窓の上下左右に隙間のあるカーテンでは話にならない。

今回、アート引越センターのインテリア部にカーテンを依頼したのだが、提案はなかなかよかったと思う。

結構、高いです

価格的なことを言うと、思ったより高かった。
ワイドスパンの掃き出し窓が1つ、通常サイズの掃き出し窓が1つ、腰窓が3つで、ちょうど25万円という価格だった。

久々のオーダーカーテンだったこともあり、見積を受け取った時には「こんなにしたっけ?」と思ったが、2年半後、同種のカーテンを別の業者にオーダーしたら1窓あたりの価格は似たようなものだったので、相対的には高くないかもしれない。

日光過敏のためのカーテン選び

カーテンの種類は元々決めてあって、「今と同じやつ」。変化を嫌う夫婦なのでしょうがない。
ただ、今のカーテンは10年以上前に購入したもので、全く同じ製品は見当たらなかったので、似た感じのものを選んだ。

レースのカーテンに関しては、UVカットの性能を重視した。
もちろん100%カットは無理だが、製品によってそこそこ差があるので、カタログを見て性能の高いものを選んだ。

ドレープのカーテンに関しては、UVカット率が明示されていないものが多い。代わりに「遮光等級」というのがあるので、これを参考にした。一定以上の遮光性能を持つカーテンには等級がつけられていて、1級から3級まである。
1級が一番高性能なのだが、購入者が少ないせいか商品の選択肢があまりなく、また遮光性能を満たすためなのかデザインも単調になってくる。
今回の目的は遮光ではなく紫外線の軽減なので、視覚的にある程度の安心感が得られればよいと割り切り、2級遮光の中から選んだ。カーテンごしに直射日光を見ると生地の隙間が白く光って見えるので、暗室に吊ってあるカーテンほどの遮光性能はないが、妻の症状に関していえばこの程度の遮光で十分だ。

秘技「リターン仕上げ」は既製品にも応用可

カーテンのオーダーは3回目なのだが、3回目にして初めて提案され、即採用したのが「リターン仕上げ」である。
通常、カーテンレールはレースとドレープで2本平行になっていて、ドレープのカーテンは内側(部屋側)に吊り下げる。リターン仕上げでは、ドレープの終端を90度折り曲げ、外側(ガラス側)のレールに固定する。これは写真を見てもらった方が早い。

言われてみれば確かに――という感じである。「光を遮りたい」と言っていながら、今まで、側面からの光はダダ漏れであったことに気付く。歴代のカーテン屋さん、それ、早く言ってよー。

リターン「仕上げ」と言ってはいるが、要は最後を90度折り曲げるだけの話だから、本質的には「吊り方」の問題であって、既製品のカーテンでも対応は可能だ。通常なら「窓の横幅」に合わせたものを買ってくるところ、「2本のカーテンレールの間隔」ぶんをプラスした幅のものを買ってくればよいことになる。
ただ、厳密には2本のカーテンレールの間隔に合わせて最後の1コマの幅を決めるのがベストであり、やはりオーダーが良い。

また、カーテンレールに追加で金具を設置する必要があるかもしれない。外側(ガラス側)のレールの終端に「レース」「ドレープ」の2つのカーテンを固定することになるからだ。
たとえば「中間ストップ」という部品を使うと、これを実現できる。部品といっても1個100円程度で買えるものだし、ネジ止めなので建物に穴を開けることもなく、賃貸でも問題なく導入可能だ。

このリターン仕上げについて、これまで2回のオーダーでは全く選択肢に上らなかった。
今回は採寸時に、話の流れで妻の日光過敏に言及したのだが、その情報をもとにリターン仕上げを提案してくれたのだとしたら素晴らしい。

腰窓直下の「光漏れ」対策、何が正解?

さて、当日あまり考えもせずに返答し、あとで困ったのが腰窓である。

間取り上、腰窓の直下に妻のベッドを設置しなくてはならない。
ベッドの高さには窓がないが、カーテンと窓の隙間から身体の真上に日光が差し込んでくる。窓は北向きとはいえ、望ましいことではない。カーテンの丈を長くすればよいが、ベッドと壁の間に隙間を作ってカーテンを吊るすことになるので、隙間にホコリが溜まったり物が落ちたりと面倒が増える。

ブラインドという選択肢

この状況に対し、採寸に来てくれた人は「カーテンではなくブラインドという方法もあります」と提案してきた。両面テープを使って窓枠に固定するタイプの製品ならば撤去後に跡が残らず、賃貸住宅でも問題なく使えるという。

ブラインドというのは全く考えもしなかったので、「いや、(普通の丈の)カーテンでいいです」と反射的に即答したのだが、よくよく考えるとこれは失敗だった。どう考えても隙間から日光が入ってくる。

結局、採寸からだいぶ経って最終見積をもらう頃、前言撤回でブラインドに変更した。
あらためて採寸が必要となるが、幸か不幸か、担当者が採寸を忘れた箇所があり、どのみち自分が測りにいく必要が生じていた。賃貸担当の不動産屋に頼み込んで新居の鍵を開けてもらい、素人採寸を行った。

見映えを気にしなければ、ブラインドとカーテンの併用が最強

なお、これは転居後1年以上経って気付いたことだが、今回の状況でのよりよい解は「ブラインドとカーテン(ドレープ)の併用」であった。

ブラインドを取り付けて分かったのだが、遮光という点で、ブラインド単体ではドレープに及ばない。下部からの漏れはカーテンより少ないが、左右の隙間からの漏れはカーテンより多いと感じる。
今回、立川ブラインドの「パーフェクトシルキー ノンビス」という隙間の少ないモデルを入れたのだが、それでも窓枠とブラインドの隙間から日光が漏れて入ってくる。昼間にブラインドを閉めても、「部屋が真っ暗になる」という状況とは程遠い。

しばらくは「こんなものか」と我慢していたが、ある日ふと思い立って、ブラインドの内側(部屋側)にドレープを吊り下げることにした。
丈の短いカーテンだから下部は空いているが、そこはブラインドがしっかり遮光している。逆にブラインドの弱点である左右は、ドレープのリターン仕上げでかなりカバーできる。俄然よくなった!と妻も喜んでいた。
単純に考えて、ブラインドしかなかったところにドレープを足すのだから、足す前より悪くなることはない。見映えより遮光を重視するなら、やらない理由がない。

ちなみにドレープのカーテンは、新たに注文したわけではなく、子供部屋のものを転用した。
私も息子もズボラなので、子供部屋は夜になってもレースのカーテンだけ閉めた状態で、ドレープを閉めたことがなかったのだ。私と息子がこの部屋で寝ていたが、お互い、外が明るくなったぐらいで目が覚めるほど敏感ではない。

 

前述のとおり、カーテンはアート引越センターに頼んだので、転居前日にきちんと納品され、取り付けまでやってもらえることになった。手違いがあって納期はギリギリだったのだが、ここまでの経過はまずまずだった。担当者の提案も非常によかった。

しかし、納品当日にトラブルが発生した。取り付け担当者の機転で無事解決したかに見えたが、実は信じられないミスが潜在していた。この件は別記事にまとめた。

 

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